日本サッカーの日本化

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良い育成は結果も生む?その2つは対極の存在などではない。

こんばんは。

 

今日は自分が指導するチームが大会に参加。

 

育成年代の大会で、カテゴリーは

 

1〜3年生、4〜6年生、中学生

 

といったカテゴリー分け。

 

この年代での、1年は大きい。

 

身体面、精神面の差。

 

結果は2カテゴリーで優勝。

 

選手たちは当然勝利を目指して戦うし、

 

指導者も負けるつもりで戦うはずがない。

 

多くの指導者が抱える、育成年代での

 

結果と育成のバランス。

 

自分の持論としては、

 

その二つは相反するものではないし、

 

切り離して考えるモノでもない。

 

良い選手を育てていれば、

 

自ずと結果はついてくるし、

 

カウンターがどうだとか、

 

ポゼッションがどうだとかもはっきり言って関係ない。

 

クラブとしてどんなビジョンを持ち、

 

どんなプレーモデルを用い、

 

対戦相手に対してどんな戦術を使用するか。

 

もちろん1〜3年生などは、

 

細部までのプレーモデルを用いないが、

 

チームとしてやりたいこと、

 

目指しているものは明確である。

 

この国では、多くのチームが

 

クラブとしての哲学や思想を持たず、

 

習い事のようにプレーしている。

 

某Jクラブの支部もあるが、同様だ。

 

小さなクラブだろうが、

 

名門クラブであろうが、

 

信念を持ち、選手達の未来を見据えて、

 

目の前の選手たちに携わる。

 

やみくもにサッカーの一部を切り取って指導をしても、

 

試合には繋がらない。

 

自分たちがその状況でどう振る舞い、

 

どう解決するのか。

 

目的・原則をしっかりと浸透させ、

 

その中で判断を繰り返し、

 

トレーニングの中で成功、失敗を重ねる。

 

それぞれのクラブが、そういった事をしていけば、

 

様々な個性を持ったチーム、選手が育っていくはず。

 

当チームでは、5年、10年後にサッカー界に求められる選手の育成を目指し、

 

戦術的、技術的に優れた選手の輩出を目指している。

 

信念を持った育成をしていれば、

 

育成と結果は切り離さずとも、

 

付いてくる。

 

なにかを言い訳にする事なく、

 

目の前の選手の育成にこだわっていきたいと改めて感じた、今日の大会でした。