どんな選手を育成するのか?
こちら、GKに関する記事。
最近のサッカーでは、GKに非常に多くのスキルが求められている。
例えば、
ビルドアップでFPとしての振る舞い。
かつて求められていなかった訳ではないが、
ここまで求められる様になったのは近年である事は間違いない。(チームによりケースバイケースではあるが)
こうした現代サッカーに求められているスキルと、
今を生きる子ども達への育成を照らし合わせる。
そして、彼らにどんなプレーヤー像を伝えるのか。
ノイアーや、シュテーゲン、エデルソン。
素晴らしい選手はたくさん居る。
勿論彼らは偉大なる手本であり、
目指すべき選手であるのは疑いの余地も無い。
それは理解した上で…
10年後、20年後に求められるスキルや、
選手像を想像して彼らに接していきたい。
今回はGKを例に挙げたが、
勿論その他のポジションでも。
大きなルールの変更が無ければ、
今後求められる選手像が、現代サッカーからあまりにも掛け離れる事はないであろうが、
それでも戦術トレンド等により、
多少の変化はあるだろう。
今回紹介した記事では、
GKの足元を重視する事を疑問視しているが、
勿論彼も足元が必要無いと言っている訳ではなく、
チームや選手の能力に合わせて、
取捨選択が必要だと言うことを伝えているのであろう。
我々育成年代に関わる人間は、
今後のサッカー人生において、
色々なスタイルのチームでプレーするであろう選手達に、
少しでも多くの引き出しを用意して次の年代へ送り出す事が、最も重要な事ではないだろうか。
そこから、選手達がチームにアジャストし、
自分の個性をチームの中で発揮出来ることを願って。
そして、彼らが10年後、20年後の日本サッカーを背負って戦ってくれる日を楽しみにしたい。
日本サッカーの日本化を願って。